大変お待たせいたしました。好評オススメCDコーナー第2弾です。


自他ともに認めるレコードコレクター 石井一孝の これぞ!というCDを 毎回本人が紹介します。
シンガーとしての彼の 「ルーツを探る」ともいえる この企画、お楽しみください!


第2回 @リオン・ウェア 『夜の恋人たち』
     Aアル・ジャロウ 『ジャロウ』


最高なんだよ、コレ。リオン・ウェア「夜の恋人たち」
これはもう本当にレア盤だったんだよね、CD化になるまでは。一時はLPしかなくて・・・僕はもうこれが欲しくて欲しくて いろんな中古レコード屋行ったけど ない!国内発売もされてたんだけど、輸入盤は9,800円もしたんですよ。僕はレコードコレクターなんだけど 高いお金を出して集めるんじゃなくて足しげく通って安いレコードを見つけるタイプで、だから大枚はたいて安易に買うのはいやなんですよ。でもどうしてもこれが欲しくて CDが出る半年くらい前に通販で4,800円で見つけて、買ったとたんにCD化しやがってこの野郎!。血まなこになって探して 最終的に4,800円も出して買った「夜の恋人たち」がCDは税込み1,785円ですからお買い得ですよ。3枚くらい買ってください。

内容は、黒人の演ってるAORの最高峰。AORってのは基本的には白人が演るものって相場が決まってるんだけど2、3年くらい前のクラブシーンで 4曲目の「WHY I CAME TO CALIFORNIA」で流行って火がついてCD化になったんですよ。僕はもう全曲好きなんだけど 特に好きなのは2曲目の「LOST IN LOVE WITH YOU」、ドライブに最高。ものすごくノリがいい。3曲目の「SHELTER」は甘いバラードで、ミュージカルファンも絶対好きになると思う。

前回のブライアン・ダンカンの「MERCY」はいつどこで聴いてもいい。ボビー・コールドウェルは夕暮れ時だね。
それに対してこの「夜の恋人たち」は Mid Night!間違いなく真夜中。これは深夜12時を回ってから聴いてください。今回僕の作るCDのどの曲よりも ロマンチック かつ アダルト。全体に大人のけだるさがただよってる。グラスを傾けながら聴いてほしい。


かたや、アル・ジャロウ「ジャロウ」は聴くなら 朝。歌のうまさでいったら ブライアン・ダンカンにまさるとも劣らない、彼とまた一味違ったしなやかさを持っている。ジャケットを見たらゴリラみたいなおじさんがいるのでびっくりするかもしれませんが中身はイイので買ってみてください。

聴きどころはやっぱり黒人の持つ抜群のリズム感、白人が歌うソウルよりも もっと余裕のあるソウル。1曲目の「Mornin'」はライトで弾んでいるから 落ち込んだ時に聴くと とても励まされる。「今日 会社に行きたくないなあ。」なんて朝に聴くと 元気が出る。

あるいは 平日に有給休暇を取って 道が混むから早起きして朝6時に家を出て、大好きな人といっしょにワゴン車に乗って軽井沢にハイキング行く途中で、8時くらいの関越自動車道でこれから東京方面に仕事に向かう車を横目に見ながら、軽やかな曲を軽やかな気持ちで聴いてほしい。これが僕の希望です。

リオン・ウェア(Leon Ware) 夜の恋人たち 1998/3/25 日本版 east west japan AMCY-2591
1 Slippin' Away
2 Lost In Love With You
3 Shelter
4 Why I Came To California
5 Deeper Than Love
6 Can I Touch You There
7 Words Of Love
8 Miracles
9 Somewhere
10 Where Are They Now
Al Jarreau Jarreau WEA/WARNER BROTHERS
1 Mornin'
2 Boogie Down
3 I Will Be Here For You (Nitakungodea Milele)
4 Save Me
5 Step By Step
6 Black And Blues
7 Trouble In Paradise
8 Not Like This
9 Love Is Waiting



第1回 @ブライアン・ダンカン 『MERCY』
     Aボビー・コールドウェル 『グレーテスト・ヒッツ(1992年発売)』

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